7/16、遠軽町白滝で行われた『フィンランド料理で国際交流ジオツアー』に参加してきました。
白滝の料理教室会場まではバスで移動。
ジオツアーということで、道中は遠軽の成り立ち、遠軽とフィンランドとの共通点などを学びました。
その中でも印象深かったのは、フィンランドとのつながりが感じられる食材が遠軽にはあるということです。
白滝名産の白滝じゃが
標高が高く、昼夜の寒暖差の大きい白滝では美味しいじゃがいもが収穫できます。
フィンランドではジャガイモを毎日のように食べるそう。
白滝でも捕獲されるシカ
フィンランドでは、ハンターが捕獲した時いただいたりして、料理して食べるそうです。
道内でもシカは120kmも移動すると聞いて驚きました。
そして出産シーズンが終わった今の時期、シカが一番おいしい季節です。
コケモモ
フィンランドでは全国に自生しており、リンゴンベリーと呼ばれ、日常食されているそうです。
日本では標高の高いところでみられる植物ですが、標高の低いところでもまれに生育しているところがあります。
それが、遠軽町内にいくつか見られる風穴です。
風穴は天然のクーラーボックスのようなもの、夏でも冷たい風が吹き抜けてきます。
遠軽でも風穴周辺ではコケモモが見られます。
コケモモは遠軽とフィンランドのつながりを感じさせる重要な食材なのです。
今回はこれらを使った料理を教えていただけるということで、わくわくしながら料理会場にむかいました。
今回教わったフィンランド料理
ポテトサラダ
紫玉ねぎのマリネ
サーモンスープ
ワイルドミートボール
じゃがいも澱粉入りイチゴのデコレーションケーキ
普段なじみのある料理名でも、何かしらフィンランドのエッセンスが入ります。
出来上がりがこちら↓
マルギットさんの料理は、食材を無駄にしないということが印象的でした。
例えば…
瓶詰ピクルスの漬け汁をマリネ液に利用。
鮭の骨で出汁を取る。骨についた身も捨てずに利用。
ケーキに使う予定で泡立てに失敗した生クリームをポテトサラダに使用する。
料理の出来上がりがワンランクアップするし良いこと尽くしです。
調理後、出来上がった料理を持って、ランチ会場『山の家』へバスで移動。
この道中も、白滝じゃがや小麦の話を聞けるので退屈しません。
じゃがいもの花と小麦を一緒に見られるのはこの時期ならでは!
よい時に来ることができました。
マルギットさん、一緒に来日されているヒンメリ作家のエイヤさんとそのご主人のカリさんも交え、おしゃべりしながら少し遅めのランチタイム。
カリさんが育てているライ麦で作ったブラウンブレッドもいただきました。
こちらも素朴でほんのり甘く、とてもおいしかったです!
遠軽とフィンランド、食材でつながりを感じられるジオツアーとなりました。
美味しい料理も食べられて、身も心も満足です。
唯一残念だったこと。。。
連日の猛暑で晴天が続いていた遠軽でしたが、この日はまさかの雨。
晴れていたら、天狗平で大自然の中ランチができたのに。
今回は強烈な雨男のスタッフさんがいたようです(笑)
今度は晴れた日に天狗平に行ってみようと思います♪
みなさんも、大自然を満喫できる絶景の天狗平でお弁当広げてランチでもいかがですか?
Author:kumako